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福岡県5歳男児餓死事件に見る―事件が起きたら追及される統一教会と、事件が起きても追及されない創価学会の違い

 福岡県篠栗町で発生した5歳児餓死・ママ友マインドコントロール事件は、世間を震撼させた。ママ友をマインドコントロールした赤堀恵美子が創価学会員であった事から、更に大騒動に発展。
 しかし、事件は真相を深く掘り下げる事もなく、今日に至っている。

赤堀は熱心な学会員だった

ママ友をマインドコントロールしたのは創価学会に入信させる目的(折伏が目的)だった

 友人や知人に声をかけ、殆どの場合、巧みに欺いてどこかに連れて行って、学会のビデオを見せて、創価学会はこんなに素晴らしいところだとアピールして、入信を迫る。
 この種の入信勧誘を創価学会では折伏という(日蓮正宗、並びに、同宗を破門される等して成立した新興宗教(同宗の元法華講)も入信勧誘の事を折伏と呼んでいる)。
 昔は折伏大行進を始め、強引な勧誘が社会問題化し、そのしつこい勧誘は1990年代頃まで被害に遭う人が後を絶たなかったが、流石に公明党が連立政権入りして政権党になって以降は、徐々にやらなくなったようである。
 ただ、やらなくなった理由は、それだけではない。
 代替わりをして、創価学会も2世や3世の会員が主力となり、現在では4世も出てきているという。2世や3世の特徴は、例外もあるが、1世ほど熱心に信心しない傾向が強い点にあり、折伏のような行為は、当然、嫌がる。
 その為、現在の40歳代を含んだここより下の世代は、その多くが、殆ど折伏をしないとも言われている。
 オウム真理教の地下鉄サリン事件で、カルトという言葉が広まり、新興宗教に対して厳しい目が向けられるようになった結果、脱会者に対する異常な嫌がらせを集団で組織的にやったり、選挙時に会館を選挙事務所代わりに使用している事実をテレビでスクープ報道された事でも異質性が際立っていた創価学会に対しては、特に厳しい目が向けられていた為、余計とだろうと考えられる。
 95年時点で20歳だったくらいの世代、つまり1975年生まれくらいを境に、折伏をしない人が多数派になってきているという事です。
 赤堀はやや年代がズレるものの、1973年生まれですので、折伏をあまりしない世代でカウントして問題ありません。

 その異様な関係性は、翔士郎ちゃんの死に際でも表われていた。動かなくなった我が子を前にして、碇容疑者が救急車を呼ぶよりも先に連絡したのは赤堀容疑者だった。

『週刊新潮』(3月18日号)によると、救急車が到着するまでの間、碇容疑者は翔士郎ちゃんのそばで“お題目”を唱えていたという。

「2人はママ友という関係だけでなく、『信仰』の接点もあったんです」

 そう語るのは、10年ほど前から赤堀容疑者を知る地元住人だ。

「赤堀さんは創価学会員で、初めて会った人とか、近づきたい時にはいつも自分から言うとです。『私は学会やけん』って。碇さんも赤堀さんに勧められて創価学会に入ったと聞いています」

福岡5歳餓死事件「私は学会やけん」赤堀容疑者はそう言って近づいた
週刊ポスト 2021.03.19 16:00

 ご覧の通りで、ママ友を入信させたのは、赤堀です。
 赤堀はママ友を折伏し、成功したという事です。
 また、折伏を成功させる為に、ママ友をマインドコントロールしたものと考えられます。
 わざわざ入信させる(折伏する)為にママ友をマインドコントロールしたのだから、赤堀は熱心な学会員だったと見てよいでしょう。

新聞啓蒙をしていた

 友人や知人に聖教新聞を購読させ、非会員にも創価学会の主張を広めようとする活動の事を、新聞啓蒙と言います。これも熱心な学会員が行う事ですが、赤堀はその新聞啓蒙を行っていました。

 赤堀容疑者と出会って1、2年くらいの時に、Aさんはこう告げられたという。

「『以前住んでいたマンションの支払いトラブルがあって、裁判沙汰になりそうだ』と相談されたことがあります。赤堀曰く、旦那の刺青が(マンションに)バレて強制退去になり、37万円くらい払わなければいけないと。私の知り合いを紹介してあげられるかもしれないと思ったのですが、いざ赤堀が持ってきた書類に目を通すと、『家賃滞納』という文字が見えました。それでこれは関わらないほうがいいと思い、自分の知り合いを紹介するのはやめました」

 赤堀容疑者が創価学会員であることは既にお伝えしたが、そのことも打ち明けられていたという。ただ、そこにも「計算」があったようだ。

「赤堀本人から学会に入っていると聞きましたし、『お金はいらないから聖教新聞をとってくれ』と赤堀から頼まれたこともあります。結局1年くらい、お金も支払った上で聖教新聞をとりました」

5歳男子餓死、「ボス」と呼ばれた主婦がすべて明かした 「洗脳支配」の経緯と理由
デイリー新潮 2021年03月13日

 自腹を切って聖教新聞を購読し、知人や友人に聖教新聞が購読している形態を取る方法は、熱心な会員がよくやる手口です。この点に関しても、新聞啓蒙を行っていた事と、自腹を切って行った事を考えると、赤堀は信心深い熱心な学会員だった、という事になります。

創価学会が吐いた嘘

 こちらをご覧ください。

「創価学会に入っていました」

 碇容疑者も学会への入信を勧められた可能性があるが、地元の古参学会員に尋ねると、

赤堀さんは熱心ではありませんでしたが、たしかに学会員です。でも、碇さんは違うと思うのですが……。学会が取り仕切る学会葬なども行いませんでしたし。赤堀さんが香典は学会に渡したなどと言っているならそれは嘘。うちでは香典を持って行かない決まりですから。学会の名前を使って周囲を騙しているのでは」

 だが、碇容疑者の代理人弁護士に確認したところ、

「赤堀氏に勧められて創価学会に入っていました。現在は退会済みです」


 ママ友としての“主従関係”に、学会員の上下関係が加わった。碇容疑者が、亡くなる間際の翔士郎ちゃんに唱えていたのは学会の「お題目」だったわけである。

福岡5歳児餓死、“ママ友”が“母親”を創価学会に勧誘 宗教上の“上下関係”も影響か
週刊新潮 2021年03月13日

 これは実際に学会員が言っていた話ですが、今日日、折伏に成功して新規入会者を連れて行こうものなら、地域の幹部らが諸手を挙げて大歓迎し、大喜びするそうです。
 新聞啓蒙を行い、新規の入信者を連れて行った赤堀の事を、創価学会の地元の幹部が知らないはずがなく、「熱心ではありませんでしたが」というのも、明らかな嘘です。
 結局、異常な事件を起こしたものだから、私達とは関係ありませんという態度を取りたいという事で、こんな事を言ったのではないかと思います。
 これは宗教団体の対応としてどうなんですか?
 それにママ友の事も学会員ではないと答えています。
 これも本当に知らなかったのかかなり怪しいです。
 別の記事ではこんな事も答えています。

 学会関係者はこう語る。

全国各地に会員がおり、一般会員のすべてを把握するのは難しく、対応しようがないのが正直なところです。信仰したいという人が、たとえあらぬ思惑があったとしても拒むことはできません。

 ただ、学会の入会誓約書には規定として、金銭賃借や、利益を図ることを目的として会の名称などを悪用する行為があれば処分の対象になるとあります。赤堀容疑者も、判決が確定し、規定にあたると判断されれば除名となる可能性はあるでしょう。一度除名になった人は、再び入会することはできません」

福岡5歳餓死事件 容疑者2人が入会していた創価学会の見解は
週刊ポスト 2021.03.22 16:00

 多少なりとも創価学会について知識がある人が読んだら、思わず「嘘吐け!」と突っ込んでると思います。
 創価学会というところは、会員に対するきめ細やかな対応を取るという理由で、地方組織の最小単位が極めて小さくなっていて、最小単位はブロックというのですが、これなどは、地域差もあるようですが、ほんの数軒(数世帯)だそうです。ブロックのすぐ上は地区ですが、この地区も数十軒単位だと言われています。当然、少ない軒数(世帯数)ですので、地区部長はどこに誰が住んでいて、どんな問題を抱えているか、全て把握しています。
 というより、そもそも、そのように「把握できるように」そのような少ない世帯数で単位構成しているのですが、知ってて当然なんです。
 創価学会に関して詳しい人なら、このシステムの裏の顔はご存知だと思いますが、このシステム、創価学会に盾突く会員がいないか、不満分子がいないかを炙り出す装置としても機能していて、その事から「創価学会では学会員は学会員同士で監視し合う相互監視型密告システムが採用されている」と指摘されている程です。
 なおこの相互監視型密告システムは、全体主義国や旧ソ連・中国のような権威主義国家で採用されている最悪のシステムとしても有名です。

追及されなかった疑惑

ママ友から騙し取った金は学会に財務として流れなかったのか?

 赤堀はママ友をマインドコントロールした挙句、偽情報を渡して信じ込ませ、金を騙し取るという犯罪を働いていました。
 その総額がかなりの額に昇っているようですが、自腹を切って新聞啓蒙をしたり、マインドコントロールまでしてママ友を折伏するような熱心な学会員だった赤堀が、創価学会に財務していなかったのか、不明です。
 三桁財務(百万円を超える財務)をしていたとしたら、原資は詐取した金と考えてよいでしょう。
 しかし、自分が調べた限り、ですが、報道でその点に触れたものはないようです。

消えた香典

 赤堀はこんな事も言っています。

 二人を知る小学校の保護者仲間であり、赤堀容疑者が“ボス”と呼んでいた女性が語る。

「今回、赤堀がしたことは保護責任者遺棄致死なんかやなく、殺人だと思います。私を“ボス”と呼んで碇からお金を騙し取っていたことも、彼女を育児放棄の母親に仕立て上げたことも、とうてい許せません。自分の子どもには水泳やバレエをやらせて、キレイな服を着せているのに」

“ボス”は翔士郎ちゃんの悲劇を知らなかったが、

「お通夜の日、たまたま赤堀に用事があって電話したんです。彼女が“お通夜があってバタバタしている”と言うので誰が亡くなったのか尋ねると“バカの一番下の子どもったい”と言われました。彼女は碇さんのことを“バカ”とか“あれ”と呼んでいましたね。それと“葬儀代は学会が出した代わりに、香典は学会に渡した”といったような話を聞きました。彼女は創価学会の信者なのでね」

福岡5歳児餓死、“ママ友”が“母親”を創価学会に勧誘 宗教上の“上下関係”も影響か
週刊新潮 2021年03月13日

 ところが別の記事ではこんな話が出ています。

 翔士郎ちゃんの葬儀では、赤堀容疑者が「葬儀代を学会が出した代わりに、香典は学会に渡した」と語っていたと報じられているが、地元の創価学会員からは怒りの声が上がった。

学会として会員の葬儀の香典を受け取ることはない。あんな話は勝手に言ってるだけで、嘘です。赤堀さんは聖教新聞のお金も滞納したり、何か言われれば幼稚園でも学会のなかでもクレームを言うような人だったので(学会の)みなさんも困っていました

福岡5歳餓死事件「私は学会やけん」赤堀容疑者はそう言って近づいた
週刊ポスト  2021.03.19 16:00

 どう思いますか?
 個人的な感想を言わせて頂ければ、創価学会側の言い分を全く信用できません。
 何故かというと、別の記事でこんな事も言っているからです。

 今回の事件を創価学会はどのように受け止めているのか。古参の幹部学会員が明かす。

「容疑者2人が学会員だと報道されたため、我々も調べました。確かに20年ほど前に、福岡県で周囲から金を借りまくっているという会員(赤堀容疑者の実家)について地域から『困っているから本部で何とかならないか』という声が上がり、処分する方向で検討されていた。

 だが、一家の行方が分からなくなった。一定期間連絡が取れなくなった会員は資格が失われるため、(赤堀の)一家も今は会員ではないという認識です。行方がわからないので通知ができておらず、父親は退会させられたことを知らないのだと思われます。赤堀は、結婚で姓も変わっていることもあって入会できたのでしょう」

福岡5歳餓死事件 容疑者2人が入会していた創価学会の見解は
週刊ポスト 2021.03.22 16:00

 どう思います?
 そこですか?って思いませんか?
 『赤堀の父親は学会員だと言ってるが、過去に問題を起こして処分されて退会させられている、だから学会とは関係ないんだ』・・・・・・そうじゃないでしょ?
 学会員がママ友をマインドコントロールして、金を詐取して、離婚させたり、生活を切り詰めさせて酷い世活を遅らせたり、子供に対するネグレクトまでやらせた挙句、餓死させたんですよ。
 たった五歳の子供を。
 人間のやる事じゃないでしょ。
 この人達は、何かにつけ、「赤堀は熱心な学会員じゃないかった」、「父親もトラブルを起こして処分されて退会済の学会とは関係のない人間」、「学会員達もあ変わりには迷惑していたんだ」と、無関係を強調し、こんな凄惨な事件で名前を出された俺達創価学会も被害者なんだと、被害者面をする。

 お前んとこの団体のメンバーがこの事件起こしたんだろ?
 何で他人事なんだよ?
 少しは責任感じろよ!
 申し訳ない事をしたっていう謝罪の感情はねえのかよ!?


 そう思いませんか?
 というより、普通の日本人なら、そういう感情に陥ります。
 俺には関係ない私には関係ない、このメンタリティー、理解不能です。
 だから香典の話も、どっちの言い分が正しいのか、わからないと思っています。 

マインドコントロールを誰から伝授されたのか?

 創価学会は会員達をマインドコントロールする事で有名な団体です。
 例えば脱会者の方が下記のような証言をされています。

カルト創価学会によるマインドコントロール(自分自身の経験から)

はじめに
 私は熱心な創価学会員の両親の元に生まれ、生まれたらすぐに創価学会員にさせられ、物心がつくと唱題、勤行をさせられ、少年部員会等の活動に参加させられました。
 私はもう小学生の頃から創価学会の独善的な信 仰に疑問を持っていましたが、やめようとすると、父から「やめたら、罰が当たる」と脅されて引き戻されました。
 結局、罰が当たるのが怖くて信心を続けていましたが、中学生くらいに自我ができてくるとどうしても嫌になり、自分の意思でやめました。しかし、その後も両親からの創価学会への引き戻し工作が続き、結局、親子関係はほとんど崩壊してしまいました(両親は既に物故しております)。
 本ノートでは、熱心な創価学会員の両親との経験から、カルト創価学会が行っているマインドコントロールを分析しました。

創価学会というカルトによるマインドコントロール

 みなさんは、創価学会員から創価学会への入会や聖教新聞の購読、それから、公明党への投票をしつこく頼まれたことはありませんか?
 彼らには常識がなく、普通の会話が成立しません。これは、どうしてなのでしょうか?
 それは、創価学会が、会員をマインドコントロールで操作しているからです。
 カルトに関する古典的名著である『マインドコントロールの恐怖(スティーブン・ハッサン著)』では、カルトが行うマインドコントロールについて、「行動コントロール」、「思想コントロール」、「感情コントロール」、「情報コントロール」という四つの構成要素を上げていますが、創価学会の教義は全てこれに当てはまります。

ポイント
行動のコントロール
:創価学会に入ると、朝晩の勤行・唱題をさせられ、家族や友人を折伏するように促され、選挙になったら公明党への投票依頼の活動をさせられます。「御本尊様を拝み、学会活動に励めば、幸福になれる」と言われているので、学会員は幸福になりたい一心で全身全霊でがんばりますが、これが行動のコントロールです。

思想のコントロール:学会員は毎日、聖教新聞や池田名誉会長の書いた本を読み、座談会や勤行会で独自の教義をたたき込まれ、また、教学試験に向けて詰め込み教育を受けます。ここで、少しでも疑問を持つと、「学会は絶対に正しい」、「疑ったら罰が当たる」、「お題目を上げれば、分かってくる」と指導されて思考停止の状態(自分で考えることができない状態)に誘導されます。

感情のコントロール:創価学会に入ると、自分自身や親、先祖の過去の謗法(ほうぼう)の罪(他宗教を信じたり、法華経を謗る(そしる)こと)のせいで現在のあなたは不幸なのだと反省を強いられます。一方で、自分は創価学会という絶対的に正しい集団のメンバーなのだという優越感を持ち、逆に他の宗教の人や創価学会員でない人達を愚かで哀れな人達と見下すようになります。そして、創価学会は絶対的に正しいのに、世間の人間がひがんで、不当に攻撃をしているといった被害者意識を持ちます。一方で、創価学会に疑問を持って、やめたいと言うと、「やめたら、罰があたる」、「脱会者は自殺する」などと言われて脅され、引きとめられます。

情報のコントロール:『人間革命』、『新人間革命』などの池田名誉会長の書物、聖教新聞や大白蓮華、創価新報などの機関紙を購読させられますが、これれらの刊行物は、創価学会にとって都合の良いことだけを言って、会員に創価学会は悪くなく、学会を批判する反対者や世間が悪いのだと信じ込ませます。

 このように創価学会のやっていることは完璧にマインドコントロールであり、創価学会はマインドコントロールを駆使するカルトなのです。 
 ところで、元日本脱カルト教会理事の故平岡正幸氏は『カルトからの脱会と回復のための手引き(日本脱カルト教会(JSCPR)著、遠見書房)』で、カルトの特徴は、自分たちは絶対に正しく、他は全て間違っているという極端な二元的思考だとしています。なるほど、実際、創価以外のオウム真理教、エホバの証人、親鸞会等のカルトも、教義は違えど、全く同じ特徴を持っているから、興味深いです。
 創価学会員の場合、この二元的思考にはまると、以下の弊害が生じます。

ポイント
組織崇拝と隷従:

 善の根源である池田名誉会長や創価学会を絶対的に崇拝し、これに隷従するようになります。「聖教新聞を6部取れ!」、「財務に何百万円寄付をしろ!」、「選挙になったら、公明党に投票するように家族や友人に頼め!」と言われると、みな一生懸命にその指導に従います。

他者攻撃と折伏:
 悪である他の宗教を攻撃し、善である自分達の宗教にまだ入っていない人達に強制的な折伏を行います。この際、自分たちの宗教は絶対的に善であり、その宗教に反対する人を攻撃したり、その宗教に入らせることは絶対的に正しいことだからと、平気で嘘をついたり、反対者にストーカー行為をしたりと手段を選びません。

 以上のとおり、創価学会員は池田名誉会長や本部職員達にマインドコントロールをかけられているので、常識がなく、普通のコミュニケーションが取れないのです。
 創価学会員によるトラブルの「主犯」は彼らを背後で操っている創価学会であり、学会員は「共犯」であると同時に哀れな「被害者」であることにもご留意いただけたらと思います。

カルト創価学会によるマインドコントロール(自分自身の経験から) ※リンク切れ

 これはほんの一例で、他にももっと詳しく分析されている方々もいらっしゃいます。また、昔の創価学会は、かなり露骨にマインドコントロール(ちなみに昔はこの言い方でなく洗脳と呼んでいましたが)をしていたようで、様々な手口があったようです。
 言うまでもない事ですが、昔の創価学会は、折伏するのにマインドコントロールの手法をごく普通に使用していました。相手に巧妙に取り入り、自分を信用させ、徐々に、徐々に、学会側に引き込んでいく。私が聞いた過去の手口に関する話でも、いきなり入信勧誘するわけでなく、普通の会話から入り、願い事の話をして、願いをかなえたかったらこうするといい、ああするといいと、そのような感じで日にちをかけて創価学会の教義に近づけて行って、最後の方でようやく御本尊の話を持ち出して入信を迫る。そんな手口を使用していたようです。
 赤堀は父親が学会員だったのですから、昭和時代に創価学会の会員達が用いていた、折伏する為に相手をマインドコントロールするテクニックを、子供として親や親の知り合いの学会員達の手口を見て習得していたとしてもおかしくないわけです。
 ガスライティングで相手を騙し、金を詐取した手口に関しても、昭和時代の創価学会が用いるなりしていたガスライティングの手法を見よう見まねで習得していて、それが使われた可能性もあるのです。
 念の為に言っておきますが、ガスライティングという用語が本格的に定着したのは最近ですが、この種の手法そのものは昔から存在しているもので、それに対して命名されたのが最近だというだけの話です。
 統一教会の被害者問題に対応する為の被害者救済法でマインドコントロールと言う言葉を盛り込む事に公明党が強硬に反対したと言われているのは、このような感じで、創価学会が本当にマインドコントロールをやってきた歴史を持っている事と無関係ではないでしょう。
 この疑問点がきちんと解決される事はありませんでした。

事件が起きたら追及される統一教会と、事件が起きても追及されない創価学会

 ご覧の通りで、福岡五歳児餓死事件は、未解明の部分が多い事件です。
 また、報道の面でも、赤堀が学会員だとわかった途端にテレビのワイドショーでの報道が露骨になくなり、それと入れ替わるように一部の週刊誌だけが報道するような格好となった上、週刊誌の中には、明らかに創価学会側に都合のいいとしか言いようのないような、呆れた報道をするところすらありました。
 これが、例えば赤堀が統一教会の信者だったとしたらどうだったでしょうか。
 恐らく徹底的に報道され尽くしたはずです。
 テレビのワイドショーも追及の手を決して緩めなかったでしょう。
 そして私が列挙したような疑惑に関しても、細部に至るまで徹底的に調べ尽くして、報道可能な限り、全て白日の下に曝け出した筈です。
 統一教会は、このカルト教団によって一家崩壊の悲劇を経験し、地獄のどん底に突き落とされた山上という男性が、安倍元総理を狙撃し、死に至らしめるという歴史的大事件を起こした事が突破口となって、悪事と異常行動の数々が白日の下に晒されました。
 創価学会はどうでしょうか。
 仮に創価学会の被害に遭って人生を滅茶苦茶に破壊された被害者が、義憤に駆られて歴史的な大事件を起こしたとしても、マスコミは途端に報道量を減らすか、あるいは、創価学会に不都合な部分は全てカットして、事件を起こした被害者が一方的に悪い、悪の人物であるという前提で報道するでしょう。
 何故かというと、マスコミは創価学会に頭が上がらないからです。広告料収入だったり、創価学会の出版物を印刷して受け取っている代金だったり、学会員が当該企業の従業員として勤めていたり、幹部、役員になっていたり、役員が創価学会と癒着していたり、特にテレビ局ですが、創価学会と喧嘩すると、学会系の芸能人がそのテレビ局の番組に出演する事をボイコットされるリスクがある事から、そのリスクを回避する為だったり、理由は複数存在するわけですが、創価学会は、マスコミを完全に飼い慣らしているのです。
 普通の国なら、こういう事件が起きれば、マインドコントロールを用いた犯罪を罰する法律を作るなり、犯罪でマインドコントロールが使用されたら通常の犯罪より重くする法改正をするなり、あるいは、マインドコントロールやガスライティング規制する為の新法を作ろうという話になるわけですが、日本では全くそういう話が出ません。
 公明党が与党だからです。
 この問題もそうです。

 これだけ陰湿な事件が起きたら、住民達が徒党を組み、組織的に連携して嫌がらせを働くような、悪質な大人にのいじめ的嫌がらせを禁止しようとする法律を作ろうとするのが普通ですが、日本ではそうはありません。
 公明党がいるからです。
 この大人のいじめ的な悪質な嫌がらせの手法ですが、実は創価学会が好んでやる嫌がらせとかなりが被る為、これを本気で法規制した場合、創価学会員達はまず間違いなく大量に逮捕されます。
 だから取締法が作れるわけがないんです。
 京都府のケースは幸運な方で、大半のケースは警察が動かず、被害者は転居して泣き寝入りか、最悪、自殺に追い込まれる事もあるわけですが、そんな痛ましい被害者を大量に出そうが、創価学会の利益の為という理由で、必要な法律が作られないのです。
 この問題もそうです。

 三枚の記事の重要部分をそのまま引用します。

<T谷弁護士は(編注:原文は本名)都内の大手コンサルティング会社から労働法の専門弁護士として依頼を受任し(略)、不都合な社員や退職させたい社員がいる際には、まず集団ストーカーと呼ばれる手口で、その社員の周辺に複数の人間が常につきまとい、その社員に精神的苦痛を与え続け、その社員がたまらなくなって、怒鳴ったり暴力を振るったりしやすいようにする、もしくは精神的苦痛で自殺しやすい状況にする行為を続ける>
<このような集団ストーカー行為、もしくは産業医の制度を悪用する手口を使って、被害を訴える個人に対し、精神分裂症等の精神病として診断書を作成して被害者の発言の信憑性を低下させ、その上で産業医が治療と称し措置入院等を行う事で、報道、捜査機関、裁判所等を欺いて対応が出来ないようにし、さらに一般市民を自殺や泣き寝入りに追い込む>


 また、本サイトで報じた「集団ストーカー」でターゲットを追い込む手口については、実際にストーキングチームに加わり逆に精神を病んだという人物から、個人的に相談を受けた経験があるとして、「一部には存在する」と言う。
私が相談を受けた集団ストーカーは、かなり大手の外資系会計事務所の法務部が、ある宗教団体の行動部隊へ委託して行われたという、かなり悪質な一件でした。信じ難いことですが、一部の教団にはそういう”業務”を請け負う部隊があり、各企業の法務部とパイプを構築しているのです。裏仕事を暴力団に頼むのと構図は同じです。しかもそのときは、顧問弁護を務めていた女性弁護士も承知していたというのだからひどい話です。道ですれ違いざまに『山田一郎(仮名)、死ね』とささやいたり、ホームの対面からじっと視線を合わせたりするわけです。ノイローゼになって産業医に相談に行くと、『最近、人の視線が気になりませんか』とか、『幻聴は聞こえますか』と誘導する。で、私に相談してきたのは、その集団ストーカーをしたひとり。『上からの指示でこんなことをしたが、もうやりたくない、死にたい』とメールで泣きついてきました。やる方もこたえる。負の連鎖ですよ」
 また、別の産業医(40代開業医)も集団ストーカーについて次のように言う。
企業の法務部と教団ラインの集団ストーカーは、最近はあまり行われなくなったとも聞いています。人を多く使うので、どうしても情報が漏れやすいですからね。やる側も罪悪感から精神を病む人もいますし

●集団ストーカーの目的と手口
 最も被害が多いと言われているのは、「盗聴」「盗撮」です。
 これは、プライベートな情報を得てそれを周囲でほのめかすことで、被害者に強い圧迫感や不安感を与える ことができるためと言われています。
 また、被害者に対するつきまといも主な行為のひとつ。
 家を出てから帰宅するまで、あらゆる場所でつきまといを受けることもあり、車や自転車などへのいたずらが行われることもあります。
 これらの行為を24時間365日続けられることで、被害者は精神的に追いつめられ、平穏な社会生活を送ることが困難になる のです。
 被害者の行為をきっかけに、なんらかの目的を共有して行われる集団ストーカーですが、まれに目的が不明なこともあると言われています。
●集団ストーカー被害にあった人の声
『家を出た瞬間に目の前にいた人から「昨日の晩ご飯はシチューだったでしょ」と言われ、恐怖を感じました。その場からすぐ離れたのですが、他にも周囲の視線を感じることが多くなって……。次第に外出することができなくなり、プライベートが失われてしまいました』(30代女性/事務)
『不注意でお風呂場で転んだことがあったのですが、翌日家の前にいた2人組が「風呂で転ぶと痛いよな」と会話をしていたんです……。直接話しかけられたわけじゃないけど、自分に関係あることで、偶然とは思えませんでした。しかも似たようなことが異常な頻度で起こるんです。気になって自宅を調べてみたら、盗聴器が出てきました 』(30代女性/主婦)
『最近、道を歩いていると車が近くをゆっくり通り過ぎることがあるなと思っていました。よく確認してみると、ナンバーが似たような番号ばかり。でも乗っている人も毎回違うし不安だけが増して、外出が怖くなりました 』(20代女性/フリーター)

 記事を読むとわかりますが、これらは、架空の犯罪である集団ストーカーの手口の解説でなく、実在する組織的なガスライティングの解説です。
 また、言うまでもない話ですが、これらは全て、実在するものです。
 こと日刊サイゾーが取り上げた記事に出てくる『ある宗教団体』というのは、創価学会の事ではないかと指摘されている程です。
 別の記事でも書きましたが、元民主党衆院議員・故永田寿康氏は、この嫌がらせの被害に遭っていた疑惑があります。
 こんな異様な問題が持ち上がったら、普通だったら、法規制します。
 ところが日本では全くそうはなっていないわけです。
 もちろん公明党と創価学会が存在するせいです。
 異様だと思いませんか?
 この国では確かに「事件が起きたら追及される統一教会と、事件が起きても追及されない創価学会」という、異様な問題があるのです。
 そしてこの問題こそが、この国をおかしくしている元凶なのです。

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